下腹痛

下腹部の痛みや違和感、しこりのように何か触れる感じがある場合は、婦人科の病気や妊娠に伴う変化が関係していることがあります。
痛みの強さや続いている期間、出血や発熱の有無などによって必要な確認が変わるため、気になる症状があるときはご相談ください。
症状に合わせて検査を行い、原因に応じた治療をご提案します。

このページの内容

こんな症状はご相談ください

  • 下腹部に痛みがある
  • 下腹部に違和感がある
  • お腹に何か触れる感じがある
  • 生理痛が以前より強くなった
  • 不正出血や発熱を伴う

考えられる原因

下腹痛は、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣腫瘍、卵巣出血などの婦人科疾患で起こることがあります。
子宮や卵管・卵巣の感染症が関係している場合や、妊娠、異所性妊娠、切迫流産、切迫早産など妊娠に伴って痛みが出る場合もあります。
原因によって対応が異なるため、症状だけで判断せず、必要な検査で状態を確認します。

検査について

痛みの状態や妊娠の可能性などを確認しながら、必要な検査をご提案します。

  • 超音波検査
  • 細菌やクラミジア検査
  • 腫瘍マーカー検査
  • 妊娠反応

治療について

原因となる病気や症状の程度に合わせて、薬による治療、ホルモン治療、経過観察などをご提案します。

子宮筋腫

偽閉経療法(閉経と同じような状態をつくる薬)、出血を減らす薬(漢方、止血剤など)、子宮内黄体ホルモン放出システム(ミレーナ挿入)などをご提案します。
手術が必要な場合は、専門機関へご紹介いたします。

子宮内膜症

ピル内服(ルナベル、ヤーズ、ジェミーナ、アリッサなど)、黄体ホルモン内服(ジエノゲスト)、子宮内黄体ホルモン放出システム(ミレーナ挿入)などを行います。
ピルは避妊効果が期待でき、種類により月経前症候群(PMS)にも有効です。
黄体ホルモン内服は、40歳以上の方、症状の強い方、喫煙している方でも内服できます。
ミレーナは生理の量を減らし、生理痛の軽減も期待できます。

卵巣腫瘍

子宮内膜症による卵巣腫瘍の場合は、子宮内膜症に対する治療を行います。
その他の卵巣腫瘍は、大きさや状態により経過観察または手術を検討し、手術が必要な場合は専門機関へご紹介いたします。
卵巣茎捻転が疑われる場合は緊急手術が必要になるため、速やかに専門機関へご紹介いたします。

卵巣出血

投薬と経過観察を行います。手術が必要な場合は、専門機関へご紹介いたします。

子宮や卵管・卵巣の感染

抗生物質の内服または点滴による治療を行います。

妊娠に伴うもの

妊娠、異所性妊娠、切迫流産、切迫早産など、状態に応じて適切な治療を行います。


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